赤城さんご夫婦と初めてお会いしたのは2005年の3月、作家である本田健さんの講演会の後のパーティでした。ご結婚を機にお二人でお仕事を辞めたという話に、とても驚きました。ともに聡明なうえにスピーチがお上手で、この方々が家庭だけにおさまるのはもったいない、と思ったのです。また、「表面的なところではなく、物事の本質を見ている」、とも感じました。奥様はご主人と出会う前に結婚する男性は「ご飯を大切にする人」や「生命力が強い人」がいいとお考えになっていたそうです。ご主人は、その条件にぴったりだったとのこと。本当に素敵なカップルなのです。
赤城夫婦が伝えている「マリッジ・プレミアム」とは、「幸せな結婚生活において、パートナーとの関係から得られる『健康』、『才能』、『お金』の『3つのプレミアム(特典)』」のことを言います。なぜそうなのかが、具体例も交えて書かれており、結婚されている方はもちろん、今、独身の方も読むことをおすすめします。そういう方の中には結婚に関しては、ポジティブな考えを持っていない方も多いかもしれません。私も実はそうだったのですが、考え方が大きく変わりました。「終わりに」の章でも「この本を読んで、あなたが今独身であったとしても、不安になる必要はありません。あなたが心から結婚を望むのであれば、きっとあなたにとって一番良いタイミングで、結婚する機会が訪れるでしょう」と述べられています。また「出し惜しむことなく愛し、愛されて、最高の人生を生きる」というフレーズもありました。そういう人生を送りたいものです。
「幸せな結婚生活」と「仕事の成功」の両方を得る夫婦を「共鳴夫婦」というそうです。その「共鳴夫婦」になる前段階の「幻想夫婦」「戦国夫婦」「調整夫婦」というステージや、「共鳴夫婦」になる方法、その素晴らしさについてなど示唆に富んで面白かったです。その気になればほとんどの方々が実践でき、恩恵を受けられる内容だと思います。さらに最後の章では「21世紀は『マリッジ・プレミアム』の実践者が活躍する時代」とも。例えば「これからの時代は、長時間労働が失業につながる!」や「本当に正直で、誠実な者こそ成功する」などのビジョンが展開されています。
この本を読みながら、お二人の新しい才能が、パートナーシップによって開花されたことを感じました。「マリッジ・プレミアム」の考え方が一冊の本に体系化されたことによって、世の中の多くの方々が、さらに幸せになっていく予感がします。