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おすすめの1冊
『ロズウェルなんか知らない』篠田節子
SFのようなタイトルですが、
エンターテイメント風味の“社会小説”です。
舞台は、駒木野というさびれ切った過疎の町。
物語は、さまざまな事情で町に残らざるをえなかった男たちが、
ひょんなことから町に住みついた元コピーライターとともに、
起死回生の町おこしに乗り出すところから始まります。
……と、ここだけ読めば“プロジェクトX”ですが、
本の帯に、「地方の未来を真面目にわらう!!」とある通り、
単なる“サクセスストーリー”ではありません。
主人公が“いきいき駒木野青年クラブ”のメンバーだったり、
町おこしの目玉が“UFO”だったり、
元コピーライターが口八丁手八丁のスチャラカ野郎だったりと、
笑いどころがいっぱい!
そもそも、「UFOで町おこし」という企画自体、
偶然が重なったあげくの「成り行き」だというのですから、
面白くならないわけがありません。
笑わせつつ、“ふるさと創生1億円”以降の地方の現状を
しっかりと描いているのが、篠田節子さんのすごいところ。
自治体や町の保守派、マスコミとのやりとりはかなりリアルです。
また、「日本の四次元地帯」というキャッチフレーズのもと、
悪戦苦闘する40間近の青年たち(?)や町の人々など、
愚かしくも愛しい“人間”が描かれているのもこの本の魅力。
終盤、追い詰められた青年クラブの面々が、
「未来も金もプライドも何もない。失う物はないんだから」と、
破れかぶれで“駒木野UFOフェスティバル”を
実施する姿には胸を打たれます。
――経緯はどうあれ、情熱は奇跡を起こす。
“ロズウェル”や“UFOの里・飯野町”をご存知の方はもちろん、
そうでない方も、思いっきり楽しめる物語です。
※ロズウェルは、宇宙人解剖(真偽のほどは定かではない)にからむ『ロズウェル事件』で知られるアメリカ・ニューメキシコ州の町。
※福島県飯野町は、実際にUFOで町おこしをした町。謎めいた千貫森の中腹にある「UFOふれあい館」は、“UFOの里・飯野町”の観光の目玉。
■『ロズウェルなんか知らない』篠田節子
■ 講談社 ■1,785円(税込)
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『ひゃくはち』早見和真著
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『DIVE!! 1・2・3・4』森絵都著
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『ハリー・ポッターと死の秘宝 上・下』J.K.ローリング作・松岡佑子訳
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『幻狼神異記 1・2・3』横山充男著
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『錦』宮尾登美子著
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『赤めだか』立川談春著
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『菜種晴れ』山本一力著
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『すーちゃん』『結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日』益田ミリ著
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『猫の帰還』ロバート・ウェストール著 坂崎麻子訳
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『そのぬくもりはきえない』岩瀬成子著
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『仏果を得ず』三浦しをん著
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『大阪ハムレット@A』森下裕美著
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『ハートランド物語1〜5』ローレン・ブルック著
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『ワタシは最高にツイている』小林聡美著
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『クロニクル 千古の闇1・2・3』ミシェル・ペイヴァー著
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『バレエダンサー上・下』ルーマ・ゴッデン著
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『天山の巫女ソニン 一 黄金の燕』
『天山の巫女ソニン 二 海の孔雀』菅野雪虫著
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『ぼくらは小さな逃亡者』アレックス・シアラー
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『コンビニたそがれ堂〜街かどの魔法の時間〜』村山早紀
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『風が強く吹いている』三浦しをん
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『バッテリー』あさのあつこ
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『獣の奏者I闘蛇篇』
『獣の奏者II王獣篇』上橋菜穂子
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『ロッキーへの手紙』武田修
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『きみの友だち』重松清
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『ロズウェルなんか知らない』篠田節子
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『シンジケート』穂村弘
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『一瞬の風になれ 1 イチニツイテ』佐藤多佳子
・
『風神秘抄』荻原規子
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