PTA活動のポイント制も楽しく無理なく、が原点です。

尊敬の念は行動に表れる

―― PTA活動も恋愛系の情報発信も、コミュニケーションが欠かせませんね。

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ブライダルの仕事も、そうです。お客さまとのコミュニケーションになります。技術ではなく、自分を信用してもらうしかないんですね。どの人にも同じようなことを言いうのではなく、自分の意見をしっかり持って伝えるようにしています。

専門学校で接客のトレーニングを受け持っていますが、相手を尊敬していれば、学生もみごとな敬語になります。敬う精神さえしっかりしていれば、言葉も振る舞いもきちんとしようと心がけます。その気持ちがあれば、向上するんですね。

恋愛でいえば、モテることにも共通しています。モテる男性は、たいていみんなに優しくて、気に入った女性にだけちょっと特別に接している人。女性の場合、みんなに平等に接すると危険が伴うかもしれないけど、相手を尊重して、笑顔で接すれば、必ずモテます。

コミュニケーションのもとになるのは、尊敬する気持ちと、相手を楽しませ、大事にする気持ちなんです。

 

プラス思考でピンチを乗りきる

―― これまでの経験で、ためになったと思われることは。

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独立と同時に妊娠し、出産し、働けなくなったことです。旦那さんと一緒に起業しようとしていたら、出産で働けなくなって、起業がコケて。収入がなくなり、借金ができ、明日食べるお米もないくらい。生きるか死ぬかの貧乏を、初めて経験しました。そのときは、結婚に反対していた親に頭を下げ、実家の世話になるしかありませんでした。

子どもを出産して、働けるかなと思っていたところに、専門学校から講師の声がかかり、これはやるしかない、と。必要とされたら、がんばるタイプなんです。人の役に立ちながら、結果を出していかなければ、ということを、この時に学びました。

この経験があったから、夫婦のどちらかがピンチになったとき、助け合う精神ができたのかもしれません。旦那さんは自分で夢を実現するタイプではなく、私に夢があるなら自分が支えるから、叶えればいいよという感じ。私がこうしていきたいと思うことを、自由にさせてもらえる環境ができました。そんな私達を見て、結婚に反対だった親も認めてくれるようになりました。

子どものころから、将来はこんなふうになりたいと想像するのが好きで、現実的に、具体的に考えるほうでした。それが、ほとんど叶っているんです。学校の先生になりたいと思っていたら、いまは専門学校の先生をしていたり、メイクや洋服にも興味があったら、ブライダルで美に関わっていたり。夢見たことって、現実になるんですね。

 

東北の女性には品がある

―― 各地への出張も多いようですが、あらためて東北の印象は。

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恋愛系の講演で東京や名古屋、大阪に行くことも多いのですが、仙台にはなんとなく品があると感じていました。

そうしたら先日、企画した講演会で講師に来てくださった医学博士の佐藤富雄先生も「仙台は品があって、都会だよね。東北の女性は素敵な人が多い」と言っておられました。

東京からいろんな著名な方を迎えると、みんな仙台を好きになって遊びに来てくださる。たまたまなのかもしれませんが、仙台を嫌いという人に会ったことがないんです。

 

―― その東北で、どのように暮らしていきたいと思われますか。

自分が好きで忙しいのはいいけれど、追い立てられる忙しさは苦手です。好きなことをして、それを人に喜んでもらって、より余裕をもって生きていきたい。

以前、同僚の先生から「生まれ変わったら、何になりたい?」と聞かれたことがありました。でも、生まれ変わらなくても、やりたいことがまだまだできそうな気がしたんです。今も、したいと思うことを、しているから。生まれ変わってもなりたいものがないって、たぶん、そういうこと。だから、この生き方でいいんだ、と思います。

 
プロフィール
佐藤律子さん
Satoh Ritsuko
家族構成/夫、長女
1972年 宮城県塩釜市生まれ
1992年 福島県の短期大学の商業経済科を卒業。建築会社に就職。経理事務を担当
1995年 結婚式場に転職。ドレス部門を担当。その後もヘッドハントにより婚礼の仕事を経験
1997年 ホテルに転職
レストランウエディングの立ち上げと運営を手掛ける
2002年 独立
結婚・出産
2003年 専門学校の講師となる
2006年 長女の幼稚園のPTA役員となる
2008年 PTA会長となる
PTA活動にポイント制を導入
働くママも、控えめなママも、誰もが参加しやすいように、PTA活動にポイント制を導入。関東で行われている方法を、長女の幼稚園用にアレンジした取り組みがスムーズに進み、宮城県内のほかの幼稚園からも注目されている。
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結婚式をあげていなかった律子さん夫妻のために、教え子がサプライズで結婚式を企画。そのとき、プレゼントされたポーチ。

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夫が着けていたものを譲ってもらった、エルジンの時計。これを身につけると、気分もきりっと引き締まり、仕事モードへ。

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