日々の出会いから広がった人生観

―― 心地よく生きるために、欠かせないことは?

いろんな人と、多く出会うことでしょうか。振り返ってみると、出会いに恵まれ、出会いから学んでいるんですね。人の気持ちや考えを聞いて気づいたり、自分の考えを話しているうちに気づかされたり。出会いから、自分を発掘させてもらえた気がします。そこから、人生観がどんどん膨らんできました。

いまは自分からすすんで多くの人に出会うように心がけ、笑顔で元気にあいさつをしています。経営者のつながりだったり、母のつながりだったり、人のつながりの重なりがあったり。いろんな場で、ピンときた人と友達になれるように、自分から声をかけます。一歩踏み出すだけで、どれだけ多くの人に出会えるか、相手と考えの交換ができるか。それを、いかに早い段階でできるかで、ずいぶん変わってきます。
ありがたいことに、この仕事は毎日知らない人と出会わせてもらえる、出会いが降ってくるような仕事なんです。いろんな人に会って、自分はここまで人が好きだったんだと気づきました。


5人家族、ときどき、1対1

―― 人生で、いちばん教えられたことは?

子育てから、ですね。子どもに育てられました。前は、「どうしよう」と思ったら、問題を解決しないと前に進めないタイプだったんです。それが、いまは問題を抱えながらも前に進んでいける。それは子どもに教えられたことです。

子どもは、生まれても泣くことしかできません。トイレも自分でいけないし、眠くても泣く。「たいへーん!」と言いながらも、なんとかしようとしている間に、自分が育てられていました。体力もついたし、できることの枠が広がった感じです。

―― 家族との好きな時間は?

子どもとKissするときかな。Kiss魔なんですよ、私。主人にも、子どもにも、しょっちゅう。「愛してる」とも言います。子どもの頃、母に「愛してる」と言われて育ったから。そのときは照れくさかったけど、いま思うといいなあと。自分がうれしかったことは、引き継いでいこうと思って。夜おふとんに入って「今日一日どうだった?」と子どもの話を聞きながら言ったり。子どもは親を選んで生まれてくるというから、「生まれてきてくれてありがとう」って言ったり。

 子どもは3人いますが、1人ずつと向き合う時間もとっています。「今日は、特別ね」って感じで、主人と子ども1人だったり、私と子ども1人だったり。1対1の時間を心がけているというより、なんとなくそうなってきたという感じですが。人には多面性があって、同じ人であっても、そのときどきの空間や心の状態で、いろいろな人格になります。だから、主人とも、子どもとも、毎日が新しい人格との出会いなんです。

主人と2人でランチをしたり、コンサートや映画に行ったりもします。食事のときは、おなじ経営者として仕事の話をしたり、子どもの話をしたり。ただボーッとしていることもありますけど。

子どもには、母親と父親が手をつなぎ、こんなに楽しい大人になれるんだよと伝えたいですね。そして、夢は叶うということも。


夢は、毎日、言いつづけること

―― いま描いている夢はありますか?

ビジョンをすぐ絵に描くんですけど、5年後には女性経営者のサークルを作ります。(皆、年収は1,000万以上の人・・・)女性が家庭を持ちながら夫と手をとって自立している、見本のグループ作り!!オフの日には、泉ヶ岳に買った土地を『ふれあい村』として、畑で野菜を育てるとか、家族でカレーを作るとか、釣りをするとか、かぶと虫をつかまえるとか。大人も童心に戻って子どもに遊びを伝えていくような空間をつくって、みんなに使ってもらいたいな、と。自分だけでチャレンジしても大きいことはできませんから、夢は毎日、言いつづけるんです。そうすれば、協力者ができますから。

未来をイメージできると、やらなければいけないことが見えてきます。妻として、母として、経営者として。そのためには、精神力と体力のバランスが重要で、まずは体力だと。それでさっそくボクササイズを始めようと思っているところなんです。ボクササイズも人から聞いたこと。やっぱり出会いに支えられています。 
  プロフィール
名倉 愛さん
Nagura ai

家族構成/夫、長男、次男、長女

1973年 仙台市生まれ

1991年 
三島学園女子高校(現・東北生活文化大学高校)を卒業
美容室で働きながら、美容師の資格取得をめざす

1994年
美容室を退職。化粧品販売業のお母さまを手伝いながらメイクとカラーを独学

1999年
スキンケア商品を扱う『モイスティーヌ仙台販売』をお母さまと起業

結婚、出産のあと事業を立ち上げ。現在は、3児のママとして、妻として、経営者として、夢に向かう




その時の気分によって、香りを変える。いま気に入っているのは、緑茶の香り。ほんのりした甘みが落ち着くのだそう。



オリジナルジュエリーのショップを経営するご主人からのプレゼント。洋服に合わせて、この日はパールづかいのものに。



















 
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