小関かおりさん(37歳)
仙台市宮城野区在住
できることをやり、できないことに執着しない
近くに頼れる親がいなくて、困ったときに相談できる相手がいない。
ご主人のお仕事が忙しくて、普段は家事も子育ても自分ひとりきり。
でも、自分と向き合って気持ちの折り合いをつけて、できることをやり、できないことに執着をしない。
そう思うことにしたら、気持ちがとても楽になって、いろんなチャレンジができるようになったそうです。ママとカラーセラピスト、更に事務の仕事もしているバイタリティ溢れる小関さんを作ったこれまでと、これからについてお話を聞いてみました。
Q. カラーセラピーってなんですか
色それぞれが持つ、個性や効果によって心と身体のバランスを整えるものです。
以前、オレンジ色のトレンチコートを買ったことがありました。
仕事に着て行くには派手かなって思いつつも、ある日そのオレンジ色のトレンチコートを着て仕事に行ったんです。
たまたまその時にお会いする予定だった方は、服装とかに凄く厳しい方で、「きっと怒られるだろうな・・」と思ってたんです(笑)
ところが実際にお会いしたら、「その色良いね」ってとても褒められたんですよ。
後から知ったんですけど、実はその方はその時凄く落ち込んでらして私を見て何だか元気が出たそうなのです。
実はオレンジ色って、人を元気にする色なんです。
私自身、以前フラワーアレンジメントの仕事をしていた時に、何故か自分が選ぶ花の色が偏るということがあったんです。その時は何故色が偏ってしまうのかわからなかったんですけど、カラーセラピーの本に出会って、読んでみて、「なるほど〜!」と思ったのが興味を持ったきっかけでした。
Q. これまでのお仕事の経験を教えてください
短大を出て、一番最初に勤めた会社は保険会社だったんです。
その会社には母がセールスレディとして勤めていました。
でも毎日の仕事が忙しすぎて、体調不良を感じていても入院する時間が取れなかったんです。このため、私が入社して母の仕事を手伝うので入院して欲しいという条件で入社することになりました。
母の病気は癌で、実際には私が3月から働き始めて、6月には亡くなってしまったんです。母が亡くなってからも残務処理などの仕事をし、その後1年ほどで退職をしました。
その後知人の紹介や、派遣会社などででいろんな仕事につきました。
派遣会社には、そもそも営業として入社したんですけど、自分には営業という仕事は合わないと感じたので、その会社で派遣社員にしてもらいました。事務の仕事やコールセンターの仕事など、いろんな仕事を経験できました。その後、法律事務所の仕事を紹介されて、そこでそのまま雇って頂くことになりました。
交通事故の手続きなどの法律事務をしていました。
7年くらい続けた頃に、事務所の先生がお亡くなりになり、事務所もなくなってしまったんです。その後、別の事務所からもお誘いを頂いたのですが、前の先生が亡くなられた事のショックから気持ちをうまく切り替えられなかった為お断りしました。
これからどうしようかと考えていた矢先妊娠が発覚しました。
その時に、子育てしながら再び企業で働くことは難しいだろうなぁと考えました。
そこでちょうど興味のあったカラーセラピストの仕事がフリーでできる仕事だったこともあって、挑戦してみようと思いました。
Q. 出産をしてみて、仕事で一番かわったことはなんですか
子どものスケジュールに合わせるようになりました。
これまではスケジュール的にギリギリの「危ない橋」ばかり渡って来たので(笑)、最近は自分で企画できるものに関しては、安全な日程組みをするようにしています。
例えば、ワークショップのお仕事等の時は絶対に穴を開けてはいけないので、万が一子供が体調を崩しても主人にお願いできる日に設定しています。
今では自分と子どもの両方の体調管理が欠かせません。
あと、時間を大切にするようになりました。
Q. 子育てをしていて一番苦労したことはなんですか
子どもと2人きりの時間が長く、わからないことを聞ける人がいないということが一番辛く感じられました。
悪いことをしたら怒らなければならないと思っても、怒ると自己嫌悪にも陥るし、どうしたらわかってくれるのかと悩んでしまうんです。だから最近は敢えて全く怒らないことにチャレンジしています(笑)
でも怒らなくなったら行動の一つ一つに時間がかかってしまって・・
大切だからこそ、生活においての基本的なルールはきちんと覚えてもらいたいので、日々努力しています。
Q. 育児経験で一番幸せだったことはなんですか
子どもの前では喧嘩をしないということが、主人との間で暗黙の了解だったんです。けれど、一度喧嘩にならないように言いたい事を我慢していたら、すごく悔しくて泣きながら自分の部屋に駆け込んだことがあったんです。
そうしたら子どもが追いかけてきて「かおちゃん泣かないで」と言って頭を撫でてくれたんです。
その時、子どもって凄いなって思いました。可愛いとか、幸せとかっていう気持ちよりも、とにかく「凄い!」と思ったんです。
子どもはどんどん変わっていくし、毎日本当に幸せだと感じています。
Q. 今後の目標を教えてください
子育ても仕事もきちんとやりたいと思っています。
子どもにも主人にもなるべく負担をかけないスタイルで、焦らずにやりたいことを叶えていきたいです。
自分と同じような立場の人に、諦めなくても良いんだって思ってもらえるような生き方をしていきたいと思います。
仕事に関しては、今年はチャレンジの年と決めているので、どんどん新しいことをやりたいと思っています。
Mama's Profile
- 職種
- カラーセラピスト、事務
- ワークスタイル
- フリーランス
- 子供
- 長男2歳
- 子育て支援者
- ご主人、保育園
- 育児分担
- ご主人20%(日曜や朝など)
- 家事分担
- ご主人0%
- 子供との時間の
過ごし方
- 読み聞かせ。ブロックやパズル、粘土遊びなど、物を作ることが好きなので、時々はクレーンなど無理なものを作ってと頼まれて困ることも・・
mama's life アンケート
- 1. お住まいの地域への要望はありますか?
- 仕事を2つ持っているので、どうしても保育園や公共施設に頼らざるを得ないので、明るくて安心できる雰囲気の病後時デイサービスなどがあると良いと思います。
- 2. これからお子さんを持つ女性にメッセージをお願いします。
- 子どもを産むということは、やりたい仕事やキャリアを犠牲にしたり諦めたりするということだと捉えられがちですが、考え方次第だと思います。
自分の置かれた状況でやれることを考えたり、楽しむことで、自分自身の気持ちも変わってくるように思います。
- 3. 出産、育児、仕事の両立で役立ったと思うことはなんですか?
- 一人の時間が役立ったと思います。
主人の仕事がとても忙しいので、なかなか一緒にいる時間がとれないんですけど、逆にそれで愚痴を言ったりしなくて済んでいます(笑)。
大変ではありますが、ママとしての時間、カラーセラピストとしての時間など、気持ちの切り替えや、冷静に自分を見つめなおすことの出来る一人の時間は私にとってとても大切です。