糸谷香子さん 39歳
仙台市泉区在住
助けてもらったから、続けられた
3人のお子さんのママとして、毎日ハードスケジュールを過ごす糸谷さん。ハードな毎日の中で、仕事と子育てを両立するためには、空いた時間で出来ることをやることだそうです。
勤務している会社は、潟xネッセコーポレーション。子育て支援企業として「育児休職制度」「育児時間短縮勤務制度」などが充実しており、出産後の復職率は、87.4%とのこと。そんな会社の制度にも助けられ、家族にも助けられたからこそ、ここまで続けてこれたそうです。
実家のお母さん・ご主人のご両親にも協力してもらいながら、ご主人も、この10年の間に随分協力してくれるようになったとか。最近では一番上のお兄ちゃんもお手伝いをしてくれる頼もしい存在になってきているようです。
そんな糸谷さんを支えているのは、たくさんの失敗とそれを活かして勉強したママとしての経験だそうです。
Q. 出産をしてみて、仕事において一番変わったことはなんですか。
時間の使い方が一番変わったのだと思います。保育所のお迎えなどがあり、急な残業は難しいので、限られた時間で何からやるか、どこまでやるかを考えるようになりました。
会社では仕事の目標や成果を求められるので、そこに最短距離で近付くためにどうするかを以前よりも、他の人の意見を聞いたりして考えながら仕事を進めるようになりました。
仕事がスケジュール通りに行かないと、家族と過ごす時間を削ることになって、それがストレスになってしまうこともあるので・・
独身時代には自分の時間は100%自分のために使うことが出来ていたのに、子どもが生まれてからは難しくなりました。そのせいで、以前はつけられていた調整がつけられなくなってしまい、ストレスに感じて悩んだこともありました。
その経験があったから、今では随分仕事の段取りや効率は良くなったように思います。
Q. 仕事と子育ての両立において、大切にしていることはなんですか。
自分のスケジュール管理は大事にしています。子どもの学校のこと、保育所のこと、仕事のこと。会社がスーパーフレックス制で、仕事と家庭の調整がつけやすいのもとても助かっていますが、全部をきちんとやればもっと楽しくなるんじゃないかと思っています。家のことや子どものことならば、連絡が来た時点でスケジュール用のカレンダーに書き込むようにしています。仕事に関しては、Outlookのスケジュール帳に書き込みます。特に仕事に関しては、1つの仕事をしている間に別の仕事が発生し、スケジュールが遅れることがあり、その失敗を活かして新しい方法を考えたりしなければならないので、日々勉強です。
毎日、1日の仕事が終わる1時間くらい前にスケジュール帳を確認して、1日のやるべきことが終わったかどうかを確認しています。
やるべき事が多すぎて、時には嫌になってしまうこともあるんですけど(笑)
Q. 子育ての中で、一番大事にしていることはなんですか。
子どもと話すときは、目を見て話すということを大事にしています。顔を見て朝の挨拶をしたり、今日どんなことがあって、誰と遊んだとか、そういう話を聞く時間を必ず取るようにしています。子どもは3人なので、みんなが一斉に話し始めたりすることもあるんですが(笑)
そういう時は、うちでは小さい順にしています。要求なんかも小さい順から聞くというのが、うちのルールなんです。
でもそればかりでは、どうしてもお兄ちゃんが我慢することになってしまうので、お兄ちゃんは特別なんだと認識させるようにもしています。
例えば、頑張っている習い事について誉めてあげたり、時にはパパと2人で映画に行かせてあげたりして、理解させてあげるように心がけています。
3人ともそれぞれに良いところがあるので、親としていつも3人を見ているということを伝えるようにしているんです。
Q. これまでの育児経験で一番苦労したことはなんですか。
一番上のお兄ちゃんが病気で入院した時です。初めての子だったので、病気や病院に関する情報も知識もなくてうまく対応が出来なかったんです。
一番最初の入院が、職場復帰して間もないゴールデンウィークの時でしたが、まず病院がわからなくて、とりあえず口コミで評判が良かった病院に行ったんです。その病院で貰った薬を飲ませていたんですが、実はその薬がお兄ちゃんには合っていなくて、症状がますます悪化してしまったんです。結局別の病院へ紹介状を書いてもらって入院することになったんですが、5月の半ばに退院してから、7月にはまた別の病気で入院することになってしまって・・。
入院している時、点滴がずれないようにと手を固定されていたんです。どこに行くにもその状態で行動しなければならなくて、その姿がとても辛い思いをしているように感じました。かわいそうで、自分の知識や経験がないということが本当に申し訳ないと感じました。それから病気や薬に関する本を買って自分でも勉強をしました。その失敗が役に立って、今は子どもの病気の時には何がいけないのかとか、基本的なことはわかるようになりました。
Q. これまでの育児経験で一番幸せだったことはなんですか。
一番の幸せは3回、それぞれが産まれた瞬間です。子どもがお腹の中で育っている時も幸せだとは感じていたんですけれど、やっぱり無事に産まれて姿を見たときにはかないませんでした。自分でも不思議なんですけど、お腹の中にいるときは姿が見えないし、可愛いという感情は持っているんですけど、産まれた瞬間の感覚は全然違うんです。「やっと会えた」って思いました。
それぞれが2歳から3歳くらいの間に“胎内記憶”について聞いてみたんです。そうしたら、1番上の子は『キックとかパンチしてたの』と言い、真ん中の子は『お風呂に入ってて、パシャーンってなって出てきたの』と言うんです。下の子にはつい最近聞いたら『お水を飲んでたの』とか言っていて。3人とも答えることがそれぞれに違っていて、凄く面白いなぁって感じました。
※胎内記憶は、喋り始めの頃から3歳くらいまでの間で、調子の良い時に何度か聞いてみると良いそうです。
Q. 今後の目標を教えてください
今は子どもに手がかかる時期なので、自分の時間がほとんど持てないんです。だから、子どもが少し大きくなって、子育てに余裕ができたら、自分の好きなことや得意なことを見つけていきたいと思います。
昔はお茶とか着物の着付けなんかも習っていたんですけれど、これからは可能な範囲で好きなことを見つけたいと思います。好きなことがあれば、それに向かうことで夢中になれてストレス発散にもなると思うので。
例えば、家族で旅行なんかも良いですよね。お兄ちゃんと相談して、どこに行きたいかを決めたり。大きくなるにつれて、どんどん頼れる存在になってきているような気がします。
Mama's Profile
- 職種
- 進研ゼミの赤ペン先生のサービスアップにかかわる仕事(組織運営)
- ワークスタイル
- 正社員
- 子供
- 長男(10歳・小5)、次男(5歳)、三男(2歳)
- 子育て支援者
- ご主人、一番上のお兄ちゃん
- 育児分担
- ご主人50%
- 家事分担
- ご主人30%(ゴミ出しや灯油入れなど、力仕事関係はご主人の担当だそう)
- 子供との時間の
過ごし方
- お子さんの宿題の確認やwii、パズルなどをして過ごすそうです。3人とも興味を持つものが違って面白いそうです。
mama's life アンケート
- 1. 子どもを育てていく中で現在不安に思っていることはなんですか?
- これまでは健康上のトラブルが多くて、一番上と真ん中の子がそれぞれ3回ずつ入院したので、子どもの健康上のトラブルが心配です。
怪我や病気がなく、健康で優しい子に育って欲しいと思っています。
- 2. これからお子さんを持つ女性に対してメッセージをお願いします。
- 子どもを産むと自分も生まれ変わるような気がします。私は3回産んだので、3回生まれ変わったような気がして、物事の感じ方や考え方が変わったように思います。前は「こうしなきゃならない」というこだわりが強かったんですが、子どもを産んでから「OK」と思える範囲が広がりました。
子どもは純粋で、いろんな発見があって楽しいです。