mama's life

vol.015 出産を機に好きなことが仕事に

小笠原由美子さん 38歳
仙台市泉区在住

家族を第一に自分の仕事も頑張っていきたい

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自分でデザインしたリネンのワンピースを着て朗らかに笑う小笠原さんは、小学1年生の長男と幼稚園に通う4歳の長女の2児のママ。職場勤めは長男がお腹の中で8ヶ月まで。その後、専業主婦の道を選んだ小笠原さんは、和裁や洋裁をする母親の影響で、レース編みやリネンの小物の作品を創るようになりました。

最初は趣味程度だったという小物づくりも、「お子さんにカワイイと褒められたり、まわりのママたちに褒められたことがきっかけで、楽しくなってしまって」と小笠原さん。好きなことを続けることで出会いも生まれ、いまでは作品を置いてくれるお店にも恵まれました。

家族を第一に自分の仕事も頑張っていきたいという小笠原さんは、無理なく自然体。家庭の両立と忙しい毎日を送る小笠原さんへの理解は、ご主人も含めてご家族も大変深いといいます。

Q. 出産を機に専業主婦の道を選んだのは何故ですか?

子どもが小さいうちは、一緒にいてやりたいと思っていました。じつは、私の母親がそうだったのです。家で洋裁をしながら私たち兄弟を育ててくれました。子育てが落ち着いたらまた働くつもりで、あまり深く考えずに、なるようになるかな…と思っていました。派遣社員だったこともあるかもしれませんね。正社員だったら違ったかもしれせん。

Q. 過去の職場経験で、いまの自分の支えになっていることはありますか?

建設会社に勤務しながら、子育てにたずさわる仕事があきらめられずに退社した経験があります。その後は頑張りました(笑)。自分でタウンページにある保育園に上から順に電話をかけて、働ける職場を探したのです。その時運よく出会った保育園でバイトをすることができました。それを経て、幼稚園の事務に就職することもできました。

その後、家の都合で幼稚園を退職し、派遣社員として職場に勤務することになったのですが、長男をお腹に8ヶ月目まで働きました。つわりがひどくて7〜8kgやせました。派遣先に「つらい」と話せる人がいなくて、トイレに行っては吐き、普通の顔?をして戻って仕事の毎日。給湯器の水を汲むのも私の仕事だったので重い水も毎日運びました(笑)。今は、「あのときあれだけ頑張れたんだ!!」という思いが、自分の中の自信になっています。

Q. 子育てで一番苦労したことと幸せなことはなんですか?

とにかく「寝ぐずり」がひどい兄弟で、長男はもう落ち着きましたが、下の娘はとにかくひどい。訳がわからなくなり大声で騒ぎまくることもしばしば…。何十分も続くと「私もいい加減にして!」と手がでそうになることもあって自己嫌悪です。

幸せだったことをひとつに絞るのは難しいですが、以前わたしの友人の転勤が決まり子連れで送別会へ行ったときのこと、別れ際に涙がこぼれてしまった私に、帰り道長男がひとついいことを教えてあげるというのです。「今日はママの大切なおともだちだったんでしょう。涙がでそうになったら変な顔をしてみな!僕もシュン君が行っちゃうとき涙が出そうになったけどやってみたら引っ込んだよ」って。「それでも涙が止まらなかったら他に方法が無いから泣いてもいいんだよ」って。やさしい言葉にますます泣いちゃいました。こんなちいさな幸せがたくさんあるのです。

Q. 仕事と子育てはどのように両立していますか。

いまは主人と子どもと4人暮らし。主人は出勤が遅く、帰宅が深夜という勤務スタイルですので、出勤日はどうしてもわたしが子どもの面倒を見ることになります。ただ主人は子育てに協力的で、休みの日は子どもと遊んでくれるし、幼稚園の送り迎えもしてくれます。休日は、私が外出のときは子どもの面倒を見てくれます。

子どもを持ってからは、自分一人の時間は確かに減りましたが、実家も近く、兄夫婦もいますので、何かと支えになってくれています。工夫しだいで自分の時間はつくれると思っています。

Q. 今後の目標を教えてください。

いまの仕事は、実家の母親から学ぶことが多いのです。自分のデザインを実家の母親に相談、教えてもらいながら、楽しく作品づくりをしています。家で仕事をしながら子育てをした母はわたしの理想。家族を一番に、子供との時間も大切に、めりはりを持って両立していこうと思っています。

好きなことをして、子供のお菓子を買えるくらいの収入があればいいのです。自分の作品を気に入って買ってくれる人がいるってとてもうれしいことですから。

4月から下の娘も入園し、少しですが時間にゆとりがでてきました。いままで時間が取れなかった分、作品づくりに力を入れたいと思っています。もっと自分のカラーを出せる様にいろいろ模索していい作品を創りたいと思っています。

Mama's Profile

職種
レース編み、リネンの布物の作家
ワークスタイル
専業主婦をしながら作品づくり
子供
長男(7歳・小1)、長女(4歳・幼稚園年中)
子育て支援者
ご主人、母、兄夫婦、友人
育児分担
20%(休みの日のみ。一緒に遊んでくれたり、送り迎えなど)
家事分担
10%(ゴミだしや、たまに休日の掃除機がけなど)
子供との時間の
過ごし方
読み聞かせ、子供の学校&幼稚園での出来事を聞いたり、楽しかったことを聞く。クイズ、しりとりなど。

mama's life アンケート

1. 子育ての中で一番大事にしていることはありますか?
「ありがとう」という言葉。我が家では、どんなに小さいこと、当たり前のことでも、「ありがとう」という気持ちを伝えることを大切にしています。一時期、わたしと長男で「ありがとう」返しが流行りました(笑)
2. これからお子さんを持つ女性へメッセージをお願いします。
育児がひと段落するまでは、何かと大変なこともありますが、その何百倍も子どもから得られるものがありますよ。本当に子供はかけがえのない宝物です。その小さな幸せをぜひご自身でかみしめて欲しいです。

スケジュール

AM  
7:00 起床
朝食準備〜朝食
7:45 長男小学校へ
8:00 自分の身支度
ご主人と長女のお弁当づくり
8:50 長女を幼稚園のバス停までお見送り
9:00 洗たく・掃除・後片付けなど
10:00 ご主人出勤
(その後は実家へ行って作品づくりをしたりする)
PM  
12:20 長女のお迎え
長女と一緒に昼食
1:30 長男帰宅
3:35 長男習いごとへ バス停までお見送り
5:40 長男をバス停までお出迎え
夕食準備
6:30 夕食
7:30 お風呂
家族団らん
9:30 本を読んでやりながら寝かしつけ
後片付け
(その後は作品づくりや自分の時間)
12:30 就寝
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タオルのバスローブ
子どもたちの風呂上りに同時に相手をするのは大変。着せればカラダをふく手間もはぶけるママならではのアイデアでもちろんお手製です。
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レースのアクセサリー
小笠原さんの作品。シックでモダンな黒と白のチョーカーとピアス。ちょっとしたお呼ばれやパーティーに重宝しそうなアクセサリー。素敵ですね。
 
 
バックナンバー
vol.016
子どもに関わる仕事に「たどりついた」
vol.015
出産を機に好きなことが仕事に
vol.014
3人のママ+正社員
vol.013
ママ+カラーセラピスト+事務
vol.012
mama+jobの資格選びと活かし方
vol.011
mama+jobの選択肢1 〜資格をとって働く〜
野菜ソムリエの資格が導いた新しい仕事への道
vol.010
子どもの保育を考える4/そのほかの保育サービス
vol.009
“パート”というmama+jobで生き方探し
vol.008
子どもの保育を考える3/幼稚園にサポートしてもらう保育
vol.007
幼稚園を選択し、子どもの生活優先のmama+job
vol.006
子どもの保育を考える2/保育所にサポートしてもらう保育
vol.005
我が家の保育所体験レポート
vol.004
子どもの保育を考える1/祖父母にサポートしてもらう保育
vol.003
実家で育児援助してもらうmama+job
vol.002
育児女性の再就職支援事業が東北でもスタート
vol.001
再就職して感じていること
遠藤佳子さん
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