東北日和について
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まっすぐな眼差しと爽やかな笑顔からも、きりりとした印象を感じさせるクールビューティな氏家佳子さん。今年から新たな業務として、社員教育も受け持つようになった中間管理職です。入社9年目にして気づいたこと、日々の仕事に向かう姿勢、今後のビジョンへの向かい方までうかがいました。
たいてい仕事に就くときは、その会社の事業形態や業務内容を、わかってから入社する。けれど、氏家さんは違っていた。知っていたことといえば、バイトをしていた系列店の一つPRONTOのことと、バイト中にちらりと見たことがあった社長と部長の顔くらい。それでも内定していた企業を断って、エンタツに入社した。「あなたみたいな人を必要としている」という社長の言葉にぐっときたから。会社にとって起爆剤的な存在として、氏家さんは迎えられた。だから、決まった業務は何もなかった。
最初に配属されたのは、部長と氏家さんの2名だけの営業本部。伝票整理からスタートし、個人的にパソコン教室で学んだ知識を生かして社内文書をフォーマット化した。一つひとつ課題が見つかるたびに、どんどん仕事の領域を広げていった。
いま関わっている業務は、1.PRONTOや飲食店などのポップやメニュー表をデザイナーに発注する制作業務。それに伴う改訂業務 2.情報誌への広告出稿から広告記事内容のとりまとめ、校正までの販促業務 3.HPの運営 4.社員教育 5.人材募集 6.社内報の発行など、挙げればキリがないほど。かなり多忙なはずだけれど、まったく疲れた様子は見えない。
「社長にも部長にも思ったことを言えるから、ストレスがないんです。この環境にすごく感謝しています」自由な社風が、氏家さんにピタリとはまった。
自信をもって仕事に取り組んでいる氏家さんも、「昔はクヨクヨしていた」というから、かなりの大転換。クヨクヨから脱皮したのは、高校からだった。
進学した仙台の女子高は、“自主自律”を校訓とする自由な校風。勉強への取り組みも、自分の判断にまかされた。演劇部ではずっと男役を務め、部長にもなった。周りをフォローする力や決断力が、その3年間に身につけられた。いまは完全にサクサクタイプ。
「失敗してクヨクヨするより、どうしたら失敗を取り返せるか、同じ失敗を繰り返さないためにはどうしたらいいかを考える」という性格に変わった。氏家さんの仕事への取り組み方が、まさにそう。人によっては、居心地のよい現状に満足し、ぬるま湯につかった状態になってしまうところを、氏家さんは次々と新分野に関わっていく。
仕事への姿勢にも、甘えはない。毎朝7時に出勤し、だれもいない事務所で、どこからも電話がかかってこない静けさの中、各店舗から寄せられた情報をチェックし、仕事に関する情報収集にあたる。情報収集は、だいたい30分。新聞を読み、メルマガに目を通す。ただ読むのではなく、「コレ」と思ったら、自分に置き換えて考える。そして、頭のネタ帳に入れておく。「自分を高めたい、人間性を高めたい」という気持ちが、ここに表れる。
社長がよく言う「日常にヒントがある」という言葉も、その原点になっている。お客さまが来なければ、なぜだろうと考える。ささいなことも考えるクセをつけておくと、気づくことがある。それを社員教育の場でも、必要に応じてかみくだいて説明する。
「現場をサポートする立場だから、売り上げを直接上げるのではなく、現場の負担を軽減し、物事をスムーズに運ぶのが仕事」という氏家さん。営業推進部マネージャーとなってから、これまで部長から意見を求められる立場から、自分で考えた内容に部長の意見を求めるようになってきた。
意識は、つねに上昇志向。目にした情報が、どこでどう生かせるかを考えているから、情報が効率よく吸収され、頭の引き出しに整理されていく。社内の勉強会で講習するときも、社内報の編集会議でアイデアを出し合うときにも、情報は生きてくる。知識としてだけでなく、プライベートでおいしいものを食べ、質のよいサービスに接することで、感覚としての経験値も積み重ねてゆく。点の情報を線につなげるおもしろさ。そこに会社の仲間や上司の視点を取り入れることで、また新しい形に変えていける新鮮さがある。仕事のやりがいは、そこにある。氏家さんにとって、「生きている証」に近い。それが仕事なのだ。
氏家佳子さん Ujiie Yoshiko
1976年生まれ。
家族構成/父、母、兄、弟、ミニチュアダックス
1998年 東北学院大学法学部卒業
1998年 (株)エンタツに入社
営業本部に配属され、部長をサポート
2000年 営業促進担当
2004年 営業推進部マネージャー
2006年 販売促進・教育担当マネージャーとして販売促進業務に加え社員教育も行う
朝7時から仕事を片づけ、ほっとひと息の朝食はPRONTOのコーヒーと“あさごパン”。新聞やメルマガでの情報収集が至福の時間になる。
エンタツの人々による、エンタツの人々のための、ためになる社内報『エン・タメ』。氏家さんの発案で5年前から始まり、すでに22号!
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